和名
アナアマノリ
学名
Porphyra ochotensis
〔ポルフィラ オコテンシス〕
(DNA分析がまだ済んでいないため旧分類のままポルフィラ属として扱われる。)
所属
ウシケノリ科 ポルフィラ属
特徴
葉状体は細長い披針形ないしやや幅の広い披針形で、色は赤紫色で雌雄異株、大きさは長さ70cm・幅40cmくらいにまでなり、穴が多数あき、縁辺は全縁で、顕微鏡的な鋸歯は無く、1層の細胞からなり栄養細胞部分は厚さ60-100μmで、各細胞は1個の色素体をもつ。近年の採集報告はない。
分布
北海道、千島列島。
解説執筆
有賀 祐勝(あるが・ゆうしょう)
一般財団法人海苔増殖振興会副会長、浅海増殖研究中央協議会会長、公益財団法人自然保護助成基金理事長、東京水産大学名誉教授、理学博士
おしば標本の写真提供
菊地 則雄(きくち・のりお)
千葉県立中央博物館分館海の博物館主任上席研究員、理学博士