和名

スナゴアマノリ

学名

Porphyra punctata
〔ポルフィラ　プンクタータ〕
（DNA分析がまだ済んでいないため旧分類のままポルフィラ属として扱われる。）

所属

ウシケノリ科　ポルフィラ属

特徴

葉状体は卵形、長卵形ないし線状披針形で、基部は円形ないし心臓形であり、大きさは長さ18 cm・幅7 cmくらいにまでなり、縁辺は全縁で波打ち、顕微鏡的な鋸歯は無く、色は暗褐色、雌雄異株である。普通1層の細胞からなり、1細胞に色素体2個をもつが、時に2層細胞の部分があり、そこは1細胞に1個の色素体をもつ。栄養細胞部分は厚さ50-70μmである。葉状体期における単胞子（原胞子）の形成は不明である。生活環は観察されていない。1956年に新種として発表されたが、それ以後採集されていない。

分布

北海道、潮間帯の岩上に着生。夏季に出現。